我正在學中文

言語習得スキルが日本人に不足しているということを考えるため、自分自身も含めた、多様なコミュニケーションに対して研究を重ね、それを克服するためのコンプレックスを抱えることも兼ねています。それを通じて、より豊かなコミュニケーションを可能にするため、言語習得スキルに関する研究を続けています。

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我が家のすべらない話

 

新居に住んで以来、単身赴任なので、

その間、妻の方は近所の方々と、

ほぼ着実に人脈形成できているらしく、

私としても頼もしい限りである。

 

これまでは帰省した時の話題が、

家の中の話が中心だったが、

最近は子供を通じて知り合う

ご近所の方々の話や、

かつての賃貸時代に形成してきた、

方々の話など、いろんな付き合いで

新居に招かれる客も多いらしく、

ふーん、といつも耳を傾けて聞いている。

 

やはり一週間のうち、2日しか時間が無いので、

お互い顔を合わせたときに、大人同士の話が

沢山溜まっている状況だ。

そんな時は、親同士が話を続けるものだから、

子供はすごく不機嫌になっている。

妻にしても、ずっと子供の相手ばかりで

吐き出す相手が折らず、やはりストレスが

溜まっているのだろう・・・

(子供もしかり)

 

もちろん、自分自身も週末の往復生活や

単身赴任生活があるので、すべての話を記憶して、

受け入れるほどの余裕が無いので、

さらりと受け流す程度で精一杯なのであるが・・・

 

夕べは子供が寝静まったあと、テレビの「松本人志のすべらない話」を見ていた。

出演者は、普段の芸人さんに加えて、スマップの二人が出ていた。

サイコロの振りが悪く、同じ人にばかり回っていた印象であったが、

これもブッツケ本番で撮影しているのか、仕方がないんだろうけど

それにしても、こういう大人同士が話をして盛り上がる場は、

見る方、聞くほうにとっても、楽しい社交の場であるのは間違いない。

 

夫婦にとっては大人同士の話題で笑ったりできる時間は、

久しぶりだったので貴重な時間だった。

 

あんまりにテレビに集中し過ぎたのだろうか?

お互い顔も見合わせず、ずっとテレビの方ばかりを

向いていたのであるが、

その時、妻が遠くの方から俺を呼んでいる声がした。

 

この家、いいわ~

こうやってテレビ見れるから~

 

振り向くと妻がリビングとトイレのドアを

全開して、テレビを見ていた。

 

我が家はリビングを出て廊下を挟んだ位置にトイレがある。

しかも、リビングと廊下、廊下とトイレの間が

引き戸で仕切られている。

 

おそらく間取り的には、トイレからテレビが一直線に見える

位置にあるんだろうけど...

 

たまに帰ってきたときには、暖房の効きが悪いから、

戸締りをしっかりしろとか、

建築前にも、トイレの臭いが篭らないように、

廊下で隔離したいとか、さんざん言ってきたのだが・・・

 

とりあえず見なかったフリをして、

再びテレビに集中したのであった。